DOG ART
もともと自分の描く絵のモチーフは『人』『野生動物』が多かった。しかし犬との生活が始まって『人に飼われる犬』の表情の多岐に渡る様子に気がつく。動物の中でも犬ほど人間とともに共生できる動物はいないと感じる。しかしそのことが興じて、犬の種は他の動物と比べ圧倒的に自然では成し得ない多種多様な姿を持つことになる。超大型犬種のウルフハウンド・セントバーナードから極小のチワワまで。人の手によって改良されてきた歴史を持ち、その時代ごとに翻弄されてきた彼らの姿は、美しいだけでは済まされない犬生を余儀なくされる場合もある。
『犬』にとって人間社会の中で生きていることが極自然なことならば、時に感じる彼らとの対話の複雑さを表現していければと思う。人間と同じ目線では語れない彼らの言葉を。
2008 mika

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