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cafe SHELTIEの営業部長・BORDER COLLIEのYOKEの毎日

後楽窯

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 私は密かに「焼物」の類いが好きだ。その焼物の中でも、野性味あるものが好きで有名無名も問わない。とりあえずパッと見て、「いいなあ」と思うのが上品なモノよりちょっと粗粗しさのあるような色、質感のモノであるのだ。そしてここ、岡山には「備前焼」という焼物がある。「備前焼」は私の好む要素満載の焼物で、色形もひとつひとつ大きく差があり、同じスタイルの焼物を選ぶにしろ、「どれがいいかなーー」と、品定めできる楽しさがある。とはいっても、展示会やデパートや陶器のセレクトショップや土産物屋では一点もの的な置き方しかしてないところが多いので、その醍醐味を味わえるのは直に「窯元」へ行くことに限定される。それか「窯元」が商っているお店だとか。しかしこれは私の個人的な焼物の見方なので、ふつう、焼物に精通している人の楽しみ方とは全く違うと思う。高価であろうが安価であろうが、自分のストライクゾーンに入れば、それが良い作品なのだ、私は。現に、焼物に詳しい人に「これ、ええと思うねんけど、どう?」と聞くと、「あーダメダメ!厚みがあり過ぎてバランスも悪い、良いものではないよ。」と、言われたこともある。それでいいのだ、好みなんてものは千差万別で自己満足で私は十分な人間なのだ。
 そしてたまたまご縁があって、今日も窯開き直後の「後楽窯」という窯元へ行く機会ができた。

 前にもブログで紹介した窯元さんだが、ここは家族ぐるみで付き合いのある花田のにいちゃん御用達の窯元さんで、陽気なおばちゃんたちと南山先生が年に2回の窯開きに合わせて作品を沢山制作している。花田のにいちゃんは二十何年、ここに足を運ぶ常連さんだ。
 今回も窯開き直後ということで、新しいラインの焼物が季節感を漂わせながら所狭しと並べられていた。高価なモノなのに乱雑に重ねられ置かれているの焼物たちを見るのも、またいい眺めである。ズカズカと窯の中に入れる機会もそうは無いだろう。
 そんな作品を、この場に全く似つかわしくない私がジロジロチョロチョロと見て回っている光景を見るのも一興であるだろうが、私は其の様子を見れないのでそれだけが残念だ。



 
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 何気に置かれているでかいツボがあった。何気に置かれているのに存在感がすごい。かっこいい。花田のにいちゃん宅の庭には、こんな備前焼のツボがゴロゴロ転がっていて相当かっこいいが、私にはこれを買う甲斐性も財源も雰囲気ある庭も無いので欲しいけど諦めるしかない。いつか、こんなツボをかっこ良く置ける庭と財源が持てるよう頑張ろう。。。


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 窯の内部はこんな感じ。この中に一個何十万するやつだとか売り物にさえならないやつが沢山いるのだ。眺めてるだけで、楽しい。


 南山先生のアトリエや制作現場を見て回り、当の南山先生にも会えた。南山先生は意外に若く、現代アート的な作品を沢山作っている。備前焼はその厚さが薄ければ薄い程、良い作品だそうだが、南山先生の作品は相反して分厚い。南山先生自ら「非常に重たいです」というほど、分厚い。形もバランスも色も「オリャー!」と気合いでできたような感じがする。見てみない事には伝わらないと思うが、その何とも言えない「焼物界」の常識にストを起こしているような反社会的な作風が私は好きだ。これも分かりづらい説明だが、知りたい人は東岡山の「後楽窯」に足を運ぶといいだろう。

 そうやって先生と話をしたり、陽気なおばちゃんたちと備前焼の器でお茶を飲んだり、飽きるまでジロジロ焼物をみたりとのんびりした時間が過ぎて行く。今日はヨークはマミィとお留守番なので、ちょっとヨークの発疹のことを考えたりしながらもゆっくりすることができた。買おうと決めていたコーヒーカップも、かっこいいのが見つかったので皿と一緒に3セット買った。自分のお店用だ。お店のコーヒーカップを備前焼で揃えたいとチョコチョコ集めてだんだん数も増えて来た。予算があるのでほんとにちょっとづつだけど、それもまた次回の作品を見に来れる楽しみができるので、貧民バンザイだ。そしてコーヒーカップの他に、大きめのお皿と備前焼のカエルの置物、お香立てを購入した。けっこう買ったなあ、と思ったけど、ここは常連花田のにいちゃんの顔によりかなり安くしてもらえた。そのうえおまけだと言って、香炉とビアカップと花瓶と、来年の亥の置物まで頂いた。通常だと倍の料金以上だろう。



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 大きめの皿に 帰るの置物を置いて




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 貰った花瓶と 亥の置物


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 貰ったビアカップ 私はお酒飲めないので アイスコーヒー飲む用だな。。。


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 ミルクピッチャー


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 今回購入した コーヒーカップ


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 同上 色が渋いのだ


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 これは前に購入したコーヒーカップ 3脚あります


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 香炉 手前は前回貰ったもので 奥が今回もらったもの(貰い物 多し…)


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 カエル君たちと 箸置き


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 同上 大きさ こんくらい


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 これは違う作家さんの作品 買ったのも違うとこで


 備前焼は機械で焼くものと窯で焼くもの、2パターンあります。ほかの焼物ブランドでもあるのかな?私は断然、窯焼き派。もちろん上記の写真はすべて窯焼きです。



 今回はヨークネタではないですが、長々読んで頂いてアリガトウございます。
 意外な趣味の一面の話でした。


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